英検準1級の完全ガイド! 合格ラインや出題の内訳は?

英語は、日本では世界共通語として重視されており、進学や就職に多大な影響を与えます。そんな英語のレベルをはかるのに最適な試験が英検です。

準1級の完全ガイドとして、試験の内容や効率的な勉強方法まで詳しくご紹介していきます。この記事を参考に、効率的に勉強して合格を勝ち取りましょう!

目次 [非表示]

1. 英検準1級についてのご紹介

英検準1級では、大学中級程度の英語レベルが必要になります。審査基準は、「社会生活で求められる英語」。

実践的なエッセイ形式の英作文の問題が出題されるため、より豊富な語彙と文章構成への深い理解、バリエーションの豊富さが求められます。

「実際に使える英語力」を測定されますので、社会生活において、スムーズな英会話を行うことができるようにしておくとよいでしょう。

普段友人や家族と話すような身近なテーマはもちろん、時事的な課題についても英語で違和感なく話せるようにしておくことを目安にしましょう。

2. 英検準1級の合格ラインは70%以上

4技能それぞれのスコアは、750点満点です。二次試験のスコアも含めると、準1級のスコアの満点は、3000点になります。

一次試験を合格できると、2級までと同様、二次試験のスピーキングテストを受験することができます。

一次試験の合格ラインは1792点。ただし、今までと同様、統計的手法を用いて算出されるため、単純に正答の数がスコアになるわけではありません。

⦁日本英語検定協会による2016年度第1回の調査では、「各技能7割程度の正答率の受験者の多くが合格している」という結果に。なので、準1級の合格ラインは70%以上ということになります。

英検準1級の合格率は、2015年時点で16%程度。非常に合格率が低い試験になりますので、今まで以上に深い理解力が必要です。

3. 英検準1級の出題

それでは、準1級の問題を詳しく見ていきましょう。

3.1. 筆記試験 90分・41問とライティング

大問1(25問)短い文の空欄の問題

短い英文や会話を読んで、(  )に入れるのに最も適切なものを4つの選択肢から1つ選ぶ問題です。

ぜんぶで25問出題されますが、その内最後の4問は、英単語2~3語の句動詞が出題される傾向にあります。

広範囲にわたる深い英語の知識と語彙力が必要となりますので、まずは単語をたくさん覚えて、語彙力を強化していくと良いでしょう。

25問を約15分で完了すること目指しましょう。目安としては、各問題に約35秒で答えることです。

大問2(6問)長文中の穴埋め問題

250語の前後の長文がふたつあり、それぞれ3問ずつ空欄があります。合計6箇所の空欄に、最も適切にあてはまる回答を選ぶ問題です。選択肢は、4つ用意されています。

出題されるジャンルは実に様々で、時事問題や社会問題、文化、科学技術などです。どのジャンルが出題されても、すばやく内容を理解し、回答を導き出せるように、深い知識を持ち、それを英語にする能力が必要となります。

語彙力を強化して、英文の構成を理解し、できるだけはやく英語の長文を頭の中で訳せるようにしておきましょう。

6問を約15分で完了することを目指します。つまり、各長文に約7〜8分程度で回答することを目安にしましょう。

大問3(10問)長文について質問の問題

大問3では、3つの長文に対して、その内容に基づいた問いが合計10問出題されます。質問に合う回答を、4つ用意された選択肢の中から選ぶ問題です。

長文の内容は、大問2と同様、実にさまざまなジャンルから出題されますが、専門知識が問われることはありません。各ジャンルの内容を知っているかどうかではなく、あくまでも英語を理解し、正しく使用することができるかが問われます。

10問を約35分で完了することを目指しましょう。

大問4(1問)ライティング 

準1級のライティングは、TOPICについてエッセイを書く問題です。

解答の語数の目安は120語〜150語。

序論・本論・結論のエッセイ形式で、与えられたPOINTSの中の2つを使用し、英作文を書く必要があります。

高得点を取るためのポイントとしては、まずTOPICを念入りに読み込み、内容を正しく理解することです。次に、POINTSを見てしっかり理解しながら、どの角度から主張を述べるのかを決めましょう。

あとは、簡単なミスをしないよう、スペルミスのチェックや文法や語彙に違和感がないのかを最終チェックするのを忘れずに。

エッセイは、約25分で完了することを目指しましょう。

3.2. リスニング試験 30分・29問

Part 1(12問)Dialogues: 会話について質問

英単語100語程度の男女のやりとりと問題文を聴いて、4つ用意された選択肢の中から最適な回答を選ぶ問題です。

問題冊子には選択肢のみが載せられており、男女のやりとりと問題文は1回しか放送されません。

ふたりのやりとりの内容は、実にさまざまで、日常的な会話から、雑談、店舗でのやりとりなどです。

ふたりの関係性やどんな場面でのやりとりなのかを一度で聞き取れるようにしておきましょう。

Part 2(12問)Passages: 英文について質問

約150語の英文に対する質問が2つずつ出題され、合計12問の問題に答えます。選択肢は4つ用意されています。

英文は6つ出題されるので、合計12問の問題に答えることになります。

英文の内容は新しい技術についてや動物の生態についてなど、さまざまなジャンルで出題されますが、かなり踏み込んだ内容で放送されるので、聞き慣れない単語も多々出てきます。

地名や専門用語などは覚え始めてもきりがないので無理に覚えようとせず、わからない単語を聞き逃しながらリスニングを続け、おおまかな英文の内容を理解することに重点をおきましょう。

放送は1回しかされないので、一度で英文をしっかり聞き取り、そのうえでおおまかな内容は理解できるようにしておきたいですね。

Part 3(5問)Real life: シナリオについて質問

問題冊子に載せられている「状況」「質問」「選択肢」を10秒間で読み、その後に放送される100語程度の英文を聴いて適切な回答を4つの選択肢から選ぶ問題です。

留守番電話のメッセージや館内放送、自動音声の案内など、日常生活で耳にすることの多い問題が出題される傾向にあります。

放送は1回のみなので、問題冊子に載せられている「状況」「質問」「選択肢」で素早く状況や何について答えなくてはいけないのかを理解する必要があります。一度で英文をしっかり聞き取ったうえで、正しく訳して回答ができるようにしておきましょう。

4. 英検準1級まとめ

英検準1級では、2000語程度の語彙が必要になります。ここでの語彙は、あくまでも「英検1級を合格するために必要な語彙」であり、専門用語や地名などの語彙は気にしなくてもいいでしょう。

準1級の問題を詳しく見てきてわかる通り、格段に試験の難易度が上がっています。合格率もとても低い試験になりますので、実用的に英語を利用できるようになってから受験することをおすすめします。